Shinra
登録日: 2005.05.22 記事: 138
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日時: 2010/08/29 (Sun) 17:45 記事の件名: 88VAにSCSIハードディスクを接続する。 |
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88VAユーザーズクラブ Q&A集に記事がなかったので、備忘録として。
■必要なソフト
■SCSIボードの設定
PCPLUSに付属のSCSI55.TXTを参照。
また、それとは別に以下の情報あり。
バスマスター転送のみの物は動作不可と思われます。
できればROMは切り離しておきましょう。
config.sysの設定(SCHD.SYSの説明書より引用)
Quote: | FILES = 20
BUFFERS = 10
DEVICE = PCPLUS.SYS ; 必ず、事前にPCPLUSを組み込むこと
DEVICE = SCHD.SYS -I0 |
-I0の0はSCSI-ID。接続した機器に合わせて設定。
■バッファサイズの設定
PC-Engineのデフォルトでは、論理セクタサイズ1024バイトを超えるディスクは扱えない。
論理セクタサイズは、パーティションの最大サイズに影響する。後述のSCFORMでは、1024バイトの場合の最大パーティションサイズは64M。詳細はSCFORMの説明書を参照。
1024を超えるサイズの論理セクタを扱うには、VBUFF.COMを使ってバッファサイズを拡張する。
Aドライブのシステムを書き換えて、2048バイトにする場合
VBUFF -D1 -B11
なお、サイズ情報はIPLに書き込まれており、VBUFF.COMはPC-Engineを起動するディスクのIPLを書き換える。
-Dに指定するのは、PC-Engineを起動するドライブの番号。
また、VBUFFでサイズを増やすと、その分PC-Engineが消費するメモリサイズが増える点に留意。
■領域確保(パーティション作成)
PC-9801+MS-DOSで実施してもよい。
VAで実施する場合はSCFORMを使う。
VBUFFでバッファサイズを増やし、最大論理セクタサイズを2048とするた場合は、-Bオプションつきで実行
対話式になっており、メニューにしたがって、ドライブ(SCSI-ID)を選択し、領域確保を行う。詳細はSCFORMの説明書を参照。
設定完了後、再起動するとディスクとして読み書き可能になる。
■注意事項
・SCSIからの起動はできない。
・古いPC-Engineシステムディスクだとディスク使用量30Mを超えたあたりからファイルを破壊するとの情報がある。どの程度新しければ問題ないかは不明。
・ドライブのシリンダ数、1シリンダあたりブロック数は通常は明示的に指定する必要はないが、SCHD.SYSが正常にこれらの値を取得できない場合は、-C, -Sオプションで指定する必要がある。
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